外で楽しむアクティブなデートも良いですが、長く付き合うには室内デートを如何に楽しむことができるかが大事になってきます。
ゲームや、漫画、アニメ等の趣味が合えば考える必要もないのかもしれませんが、自分の趣味と相手の趣味がピッタリ合うという事はなかなかないと思います。
そこで今回は、全てのカップルが趣味趣向関係なく楽しめるようなボードゲーム、カードゲームを紹介します。
【条件】
・プレイ時間は1時間以内
・簡単で覚えやすいルール
・手頃で手に入りやすいもの
今回のコンセプトは「誰でも気軽に楽しむ事ができる」です。
よって、複雑なものや専門性の高い遊びは考慮しない事とします。
ガイスター
将棋×脱出ゲーム×心理戦
おばけの駒を使ったシンプルで可愛いボードゲームです。
プレイ人数 | 2人 |
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プレイ時間 | 20分程度 |
価格 | 2,800円※1 |
url | amazon |
※1 価格はamazonでの表示価格です。
ルール説明
各プレイヤー、それぞれ8体のお化けの駒を使います。
お化けには2種類あり、青いお化け、赤いお化けがあります。
8体のお化けを動かし、相手のお化けを取ったり取らなかったりという駆け引きを行いながら勝利条件を目指します。
【勝利条件】
・相手の青いお化けを全て奪う
・相手に赤いお化けを全て取らせる
・ゴールまで青いお化けを移動させる
以上の3点がこのゲームの勝利条件となります。
将棋やチェスに近いボードゲームですが、相手のお化けをとっても良いものなのかどうかを考慮しつつ展開していかなければならないという、心理戦も組み込まれた面白いゲームとなっています。
3パターンの勝利条件はどのパターンで勝っても良いというルールがこのゲームの面白さをさらに引き立てています。
考える事も多いですが、運要素も関わってくるので実力差が付きづらいというのもカップルで遊ぶのに向いている点でもあります。
ルールも覚えやすい且つ気軽にできるので、カップルのちょっとした室内デートに非常におすすめです。
Quarto(クアルト)
特殊な駒を使った勝ちパターンが豊富な4目並べ
一言で表すと”シンプルで難しくないが、熟考しないと負けてしまうゲーム”です。
プレイ人数 | 2人 |
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プレイ時間 | 15分程度 |
価格 | 約3,200円(ミニ)※1 |
url | amazon |
※1 価格はamazonでの表示価格です。
ルール説明
2人合わせて色、高さ、形、穴の有無が異なる16個の駒を使用します。
縦、横、斜めにそれぞれ4個づつ置き場所のある正方形のボードにプレイヤーが交互に駒を置いていきます。
自分の置く駒は自分では決めることができません。
お互い相手が選んだ駒を使用しなければなりません。
【勝利条件】
色、高さ、形、穴の有無が異なる4種類を駆使し、特徴が同じ駒を縦、横、斜めのいずれか1列に並べる事ができたら最後に駒を置いたプレイヤーが勝利となります。
ただし、上記の条件を4つ並べて「クアルト!」と宣言しなければ勝利となりません。
つまり特徴が同じ4つの駒を並べたにも関わらず、それに気づかなかった場合は勝利を逃すということになります。
ゲームを進める上で変わったルールが1つあります。
「相手が置く駒を自分で選択しないといけない」
という点です。
自分が思い描く勝ち筋を相手が、素直にやらせてくれるかわからないといった駆け引きがこのゲームの醍醐味となっています。
勝ちにいくというより、負けない且つ勝てる時に確実に勝つといった戦法が大事になるかもしれません。
一見シンプルな少しだけ特殊な4目並べですが、驚きと後悔が入り混じるゲームとなっております。
このゲームをプレイする度に毎回「この揃え方があったか!」と驚嘆することでしょう。
お互いの普段見ることができない一面を垣間見る事ができるかも、、、
Quoridor(コリドール)
進むか妨害するか、対戦型脱出ゲーム
プレイ人数 | 2人 |
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プレイ時間 | 20分程度 |
価格 | 約2,400円(ミニ)※1 |
url | amazon |
ルール説明
各プレイヤー1個づつ駒を与えられ、9×9のボードの上の駒を進めていきます。
板のようなフェンスを10枚駆使し、相手の進む進路を妨害する事もできます。
ただし、相手のゴールを完全に塞いではいけません。
また相手と進路が重なった場合、相手の駒を飛び越える事ができます。
1ターンで出来る事
・駒を1マス進める
・フェンスを置き、相手の進路を妨害する
【勝利条件】
自分の駒が相手の陣地を越える
相手を妨害しているつもりが、気づいたら自分の首を絞めているという状態になる事もあります。
自分の駒を進めつつ、自分が有利になる且つ相手の妨害をする事ができるのが理想のゲームの進め方になります。
このゲームの1番の面白いポイントは「優勢かと思っていたらいつの間にか形勢逆転される」という部分です。
相手の進路を完全に防いではいけないというルールが妨害の幅を広げる事になります。
自分は今相手が進みたがっている方向を妨害できるが、相手は自分を妨害してしまうと進路を完全に塞ぐことになってしまうのでできない。よって相手は遠回りしなければならない。
なんて事が起きます。
若干いじわるな事もしなければならないので、熱くなりすぎてケンカにならないよう注意が必要なゲーム性となっています。
慢心が命取りという奥深いゲームなので、2人であらゆるパターンを議論してみるのも面白いと思います。
ナイツポーカー
盤面を把握し合う簡易版ポーカー
プレイ人数 | 2人 |
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プレイ時間 | 20分程度 |
価格 | 約3,900円(ミニ)※1 |
url | amazon |
ルール説明
全5色、1〜6までの数字が記載された計30枚の駒を使用します。
その駒をお互いランダムで4個づつ相手に見えないように取ります。
3×3のボードにコマを置いていきます。
縦1列づつで役を作っていき、列ごとの役の強さを相手と比べて勝利数で勝敗を決めます。
【勝利条件】
3列のうち2列以上に相手より強い役を作る
3枚で勝負するポーカーを同時に3列で展開するというイメージです。
列ごとにお互いの役が同じ場合は数字の高い方が勝ちます。
数字、色が共に同じ駒が存在しないため、相手が揃えたがっている役のキーパーツが自分で持っているという状態になる事があります。
それをいかに相手に悟られずに自分の盤面を強くしていくという戦略が大事になってきます。
ポーカーは割と初心者でも遊べる作りになっていますが、それをさらに簡易版にし、展開を自分で選択できるという付加価値をつけたボードゲームになっています。
ポーカーのルールを知らなくてもルールが簡単なので、すぐにプレイする事ができるでしょう。
直感でプレイでき、気軽に遊べるという点では今回紹介した中で1番ではないでしょうか。
注意点としてはシンプルで気軽に遊べる反面、飽きが生じてしまう可能性が高いといった点です。
隙間時間にプレイするのがオススメなボードゲームでした。
まとめ
室内でもカップルで楽しむ事ができるというのは長く付き合っていく上では避けることができない部分ではないでしょうか。
今回ご紹介した室内レクリエーションのボードゲームはほんの1部です。
この記事がきっかけで遊びの選択肢の幅が広れば良いなと思います。
また他にどんなものがあるのか、2人で楽しむ事ができるものはあるのかを是非探してみてください。
最後に一点だけ注意事項があります。
ボードゲームといっても勝負なので、勝敗が必ず決まります。
2人で楽しく遊ぶ目的なのに、蟠りができてしまうのは非常に不本意な事です。
相手へのリスペクトを忘れずに、真剣勝負でプレイしましょう。
2人が楽しい時間を過ごす、その手助けになれば良いなと思います。